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元気なうちに意思を伝える…。

この度は、ご縁により「関東弁護士連合会」と「群馬弁護士会」主催のシンポジウムへ参加をさせていただきました。

シンポジウム委員会は昨年から1年間を準備を得て、何度も打ち合わせを重ね開催に至ったそうです。

シンポジウムテーマは、「高齢者の財産活用と身上配慮~快適なシニアライフのために~」

シンポジウムでは、「ホームロイヤー(かかりつけ弁護士)」による任意後見や福祉信託の有効性や可能性について意見が交わされました。

街の相談室アンクルとしては、これまでのご相談や金融機関が関わる認知症高齢者とそのご家族の手続き上の不自由さやトラブルなどについて、ご紹介をさせていただき、高齢者の事件にあまり携わる機会の少ない弁護士の方に、現状をご理解いただく立場としてお話をさせていただきました。

会場には約600名近くの来場者が…。

60歳~70歳代のこの先の暮らし方が変容していくと思われる中、自分の意思をどのように伝えるか、そして、自分が大切にしてきた時間や人、物について、将来にわたってどのように関わっていきたいのかなど、自らが意思表示ができるうちに、真に信頼をおける人を見つけていくとともに、表明をする準備が必要だと考えます。そこで、弁護士会の方々はホームロイヤーという新たな役割を築いていこうとされております。

※ホームロイヤー(かかりつけ弁護士)
ホームドクターの社会生活版である「かかりつけ弁護士」です。大病する前に。かかりつけ医の元で、日常的に身体に異常があるかどうか検査するように、社会生活を送る中で生じる消費者被害や契約上のトラブルなどの問題解決を、かかりつけ弁護士であるホームロイヤーに日常的に相談できる仕組み。また、判断能力が喪失したときの任意後見人となってもらうことで、自分の残された人生を有意義に過ごすことができ、事前指示書に基づく意志を反映させることができます。
(弁護士と考える快適なシニアライフと財産活用 関東弁護士会連合会編著より一部抜粋。なお、この本は、弁護士法人龍馬 小此木清代表をはじめとする弁護士の皆様により作成された著書です。 2015年 日本加除出版株式会社)

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