私たちの街の相談室アンクルは、医師を発起人とし、弁護士、社会福祉士が役員となって活動を開始した場所です。「珍しい取り組みだね。」と関心を示してくれる方も少しずつ増え、最近では、行政や地域包括支援センターなどからのご相談や「こんなこと相談していいのかな?」とお問い合わせを地域の方も僅かながらいただくようになりました。
昨年、1月から見守りキーホルダー登録の活動をはじめ、いろんな方々にご紹介をさせていただき、春には市内の民生委員さんの会合で案内を配布させていただたり、地域の老人クラブさんの総会にお邪魔をさせていただき、いろんなご意見を頂戴してきました。
大田区大森からスタートした見守りキーホルダー。
今では、全国各地で普及の輪が広がり、岡山市や千葉県木更津市などでも自治体で取り組むそうです。
私たちは、1つの地域活動として民間団体(皆さん本業をもちながら)を通じて、見守りキーホルダーの普及や認知症予防啓発、権利擁護相談などを行っております。
夏には、市内地域包括支援センターさん(6ヶ所)が、登録手続きについてご協力をしてくださることとなり、実際のセンターを経由してのご登録も少しずつですが進んでおります。また、地区老人クラブの代表者が、地域で起きた身寄りが分からず起きた悲しい出来事を教訓に、たくさんの方の登録をまとめていただきました。
さらには、みま~もくんのマスコット製作と共に、知人の方などへ見守りキーホルダー登録の紹介をしてくださるなど、そうした1つひとつの行動には、言葉はないのですが、本当に励まされる思いをたくさん経験することができました。
たくさんの専門職の方にも支えていただきました。
特養の相談員さんやグループホームやデイサービスの介護スタッフさん、他市の地域包括支援センターの方々、また、医師や地域活動に取り組む個人の方々、さらには、賛助会員として開設時から応援をしてくださった企業の方々。
これからまた、たくさんの方の知恵と力をお借りしながら小さな取り組みではありますが、見守りキーホルダー活動を快く「やってみなよ!」と言ってくださった中村代表や澤登さんをはじめとする本家みま~もの皆さんに見守られながら、進んでいきたいと思います。