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たくさんの誠実がつまっていた…

お・し・り・あ・い がコミュニケーションの原点と掲げている「白十字株式会社」

7月に公開される映画「劇場版コード・ブルー」をはじめたくさんの医療系ドラマや映画にも医療品提供協力をしているそうです。

先日、当初から賛助会員として活動への理解を表明してくださった「白十字株式会社」さんの第3工場(伊勢崎市田中町)の視察をしてきました。見学から感じたことをぜひ、皆さんに知っていただきたいと思います。

第3工場で生産されるのは「紙パンツ」

私が介護スタッフで勤務していた頃は、汚れたらただ丸めて捨てていたわけですが、今回の見学を通じて、ただの紙パンツではなくなりました。

パンツを履く人のこと、介助をする人のこと、医療機関や事業所の人のことなど関わる全ての人たちにために、創業時の脱脂綿製造から培われた品質管理と人の肌に触れる商品であるが故のこだわりが開発、製造、そして梱包、配送にまで込められていました。

ウエストのゴムの本数や伸縮の強度などは厳密に計算され工夫がされており、吸収力や肌への負担(弱酸性)なども十分に考えられて製造されています。

製品がより安心していただけるようにと、工場に勤務するスタッフさんの指先の傷があれば、治るまで他の業務に当たること(血液や異物混入防止)や機械による製品チェックと合わせて、人の目や数値等による何重もの点検、検査を行い、出荷がされていました。

商品の魅力についてもお伝えをしたいところですが、宣伝を意図したと誤解されてはせっかくの見学談がズレてしまうので詳しくはホームページをご覧いただくとして、
製造工程について驚いただけではなく、「白十字株式会社」さんと群馬県の産業ととても関係深いものがあることです。

1896年に、天田鄰八氏により脱脂綿工場として創業。明治時代から使用されていた機械が工場のエントランスに展示されています。また、合わせてガーゼの製造機も並んでいます。機械の作りから見て「織機」です。富岡や桐生、伊勢崎の織物事業との強いつながりを感じます。

工場見学の受付しているとのことですが、ケアに携わる多くの人にぜひ見学をしてほしいと強く感じました。毎日使う紙パンツが、どのような思いで作られ、どのような手間暇がかけられ、どんな人たちが基本を大切にして作っているのか、ぜひ見聞を広げていただきたいと願います。

製品の品質管理のきめ細やかにかける思いに心うたれること間違えないと。
「百聞は一見にしかず。」ですね。

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